大日本印刷、郵船ロジスティクスが輸送サービスで協業

大日本印刷(以下、DNP)と郵船ロジスティクスは、温度管理が必要な貨物を定温での国際輸送を可能とする「DNP多機能断熱ボックス」に関する共同研究を重ね、あらゆる輸送形態に活用できるサービスを構築した。

DNP多機能断熱ボックスは、特殊技術を用いた真空断熱パネルを使用することによって、電源を用いることなく優れた断熱性や気密性を確保しているため、さまざまな輸送用途に適した設計となっている。また、内部温度を測定する温度計を標準装備しているため温度管理も可能で、特に定温輸送に適しているため、陸海空それぞれの輸送において高品質を維持した上で輸送効率向上による全体最適化を見込むことができる。ターゲットとする貨物は、冷蔵管理を必要とする青果物、加工食品、酒類など。また、定温管理を必要とする医療・医薬品、化学品、工業製品など。