佐川急便は、NTTデータが経済産業省から採択された調査事業である、多種多様な荷物の荷姿、寸法、取り扱い、汚破損などを画像から自動的に判別する物流画像判別AIエンジンの適用実証に協力した。
NTTデータは、社会問題化している物流需給ひっ迫を解決するために、人手に依存したオペレーションのAIによる自動化に着目した、物流業務変革コンサルティングサービスの提供を開始している。AIエンジンの応用範囲は幅広く、倉庫の入庫検品、仕分け、積み降ろし業務のロボット化と言った物流業務だけではなく、他分野にも役立てることができる。佐川急便ではこの適用実証を実施するにあたり、通常の仕分け業務を行う現場における画像診断テストに協力。近い将来、確実に訪れる労働力不足に対応するための施策のひとつとして、この物流画像判別AIエンジンの開発に協力することで庫内作業の省人化の実現を目指す。