山九の中国現地法人、広州山九物流(広東省広州市)は、中国の厦門(アモイ)市に物流センターを開設した。倉庫名称は「アモイ物流センター」で、倉庫面積は3,000平米。
主に日系化学メーカーの配送センターとして稼働し、福建省内における顧客営業および集荷活動も展開していく。華東・華南地域と福建省内を結ぶ中継地としての利便性の高さを評価し、厦門市での物流センター開設を決定した。改革・開放政策により1981年に経済特区に指定された厦門市は、福建省における主要都市として発展している。対外貿易の早期開放による物流網の発達を背景に、従来のトラック輸送に加え、内航船、鉄道の輸送手段選択が可能な地域となっている。