ホシケミカルズとヤマトグループが連携、化粧品業界向け新サービス開始

ホシケミカルズ(東京都千代田区)と沖縄ヤマト運輸は、沖縄グローバルロジスティクスセンター「サザンゲート」内に充填設備を設置し、化粧品業界向けの原材料の調達から充填・包装・物流までのトータルサービスを開始すると発表した。

化粧品・医薬部外品・健康食品のOEM企業ホシケミカルズは、手掛けたOEM製品の輸出入業務と、海外企業のOEM商品開発事業に力を入れてきた。近年、アジア圏を中心に多くの引き合いがあり、通常の輸出入に止まらない、越境ECのニーズを見据えた「個別包装の海外発送」業務までを包括する海外物流拠点設置を検討していた。

ヤマト運輸は今回、沖縄県那覇市に稼働をした沖縄GLCを活用し、施設内に充填工場を設置することで、「Made in Japan」ブランドの化粧品の原材料の調達から充填・包装、梱包、輸出入も含めた一貫物流を実現し、化粧品メーカーの海外展開を支援。化粧品の原材料の調達・充填・包装・梱包・ローカライズ作業・グローバライズ作業のほか、ヤマトグループのネットワークを活用した国内及び海外へのスピード輸送を可能にする。