スズヨは2月20日、同社が100%出資するタイ現地法人、鈴与DCタイランドが、バンプリ―地区に建設した倉庫2棟の竣工式を行い、稼働を開始したと発表した。鈴与DCタイランドでは、2007年に建設したウェルグロー倉庫に続き、自社物件として2件目の倉庫となる。
新倉庫は、日系企業も多く入居しているバンプリ―工業団地の至近に位置し、主要幹線道路へのアクセスも非常に良好で、首都圏への配送拠点として適している。この立地性を生かし、従来の保管型の倉庫としての役割だけでなく、24時間対応の倉庫オペレーションや、梱包・仕分けなどの作業や配送機能を加えた付加価値の高い物流サービスを提供していく。
同社は、今後期待されるAEC(ASEAN経済共同体)の発足も視野に入れ、タイをはじめ、ベトナム、インドネシアを中心にASEAN地域の物流事業の一層の強化を図る。