日本通運は1月13日、国際協力機構(JICA)が実施する西アフリカ、エボラ出血熱感染地域への支援物資輸送において、日本からドバイまでの航空輸送を、昨年12月に行ったと発表した。
西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行により、世界各国から国際的な支援がさまざまな形で行われ、国際協力機構(JICA)は、リベリア、シエラレオネ、ギニア、マリからの要請に応じ、東京都から提供のあった個人防護具約72万セットの供与を行っている。
日本通運は、このうち約68万セットについて、日本での検品・梱包作業からドバイまでの航空輸送を担当。また、到着地においても同社現地法人である中東日通が荷受・保管業務を担い、発着での一貫した輸送体制で支援に参加した。