ヤマト運輸、11日から虎ノ門ヒルズの物流管理業務を開始

ヤマト運輸は6月4日、東京都が施行し森ビル(東京都港区)が特定建築者として建設する「虎ノ門ヒルズ」の物流管理業務を6月11日から開始すると発表した。

ホテル・オフィス・住宅・カンファレンス施設・商業施設などで構成された大型複合施設である虎ノ門ヒルズの物流効率化・セキュリティの向上といった要望に対応するもの。

ヤマト運輸は、荷捌き所で各配送業者の納品を受け付け、テナントのニーズに合わせて大型商業施設や高層ビル内の集配を一括して行う「ビル・タウンマネジメントサービス」を提供する。

サービス内容・特徴は以下の通り。

①ヤマト運輸の荷物は近隣の物流ターミナルを活用し、深夜や早朝に一括納品することで、車両の混雑を緩和。②宅配便だけでなく、飲食店への食材納品も24時間受付し、納品業者・テナント双方の納品・配達ニーズに対応。③物流の相談窓口として、ニーズに合わせた物流サービスを提供し、入居テナントの利便性を向上。④システム導入で施設のセキュリティ向上。⑤虎ノ門ヒルズに溶け込んだオリジナルの制服を導入。