鴻池運輸、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫会社を完全子会社化

鴻池運輸は4月15日、同社100%子会社のコウノイケ・シッピングとKONOIKE TRANSPORT AND ENGINEERING (H.K.) LIMITED と共同で、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫事業会社のAnpha-AG社の全株式を取得し子会社化すると発表した。

今回の株式取得により、同社がベトナムで培ってきた20年の事業基盤の上に、Anpha-AG 社のベトナム国内での実績を併せ持つことで、さらに高い品質レベルの定温物流サービスを提供することが可能となる。

ベトナムでは、経済成長に伴って食品消費環境が変化し、温度管理の必要な食品の需要増加が見込まれ、また、水産加工品等の輸出や畜産・冷凍加工品等の輸入量も伸びてきており、定温物流サービスのニーズは年々高まっている。

Anpha-AG 社は、ホーチミン市での大手冷凍冷蔵倉庫会社4社のうちの一つと位置付けられており、ホーチミン市郊外のロンハウ工業団地に 40,000 ㎡の土地を保有、10,000 ㎡の冷凍冷蔵倉庫を運営、最大 20,000パレットの保管能力を駆使して、幅広い冷凍冷蔵商品の保管・配送サービスを提供している。