日本GLP、全国のマルチテナント型物流施設で無人売店を設置へ

日本GLPは、同社が持つ8棟のマルチテナント型物流施設にセルフレジを活用した無人売店を設置し、運営を開始した。物流施設内での売店運営実績がある心幸サービス(兵庫県尼崎市)と、無人売店システムの共同開発および運営体制を構築。

国内のマルチテナント型物流施設では業界初の取組みとなり、今後は、日本GLPのマルチテナント型の開発物件を中心に無人売店の導入を進めるとともに、既存施設やBTS施設への導入も順次検討する。

本格稼働に先立ち、「GLP尼崎」で昨年2月から1ヵ月半ほど試験導入し、動作確認および運営体制の整備を行い、その後、同年5月から「GLP狭山日高II」で実用化した。これに続き、今年3月末までに関東および関西の6施設でも無人売店の運営を開始した。平日8~17時で運営していた施設内の有人売店を無人売店で年中無休の24時間営業にしたところ、1ヵ月間の利用者数が5施設平均で45%増加した。