日立物流、事故ゼロ社会に向け理研らと共同研究

日立物流と日立キャピタルグループの日立キャピタルオートリースは、理研、関西福祉科学大、日立製作所と「物流トラック運行管理における疲労科学に基づく事故リスク評価予測手法の開発」を目的として、共同研究契約書を4月24日に締結し、共同研究を開始した。

共同研究により、トラック運送業務におけるドライバーの疲労に着目した、運行中の事故リスクを低減する安全運行支援技術を開発する。

ドライバー・車両から運転行動を表現するセンシング項目を取得、重篤な事故につながる事故リスクKPIを定義して、上記センシング項目からドライバーの事故リスクを評価するシステムを確立するほか、事故リスクと同時にドライバーの疲労度合いを測定し、他の条件(運転スキル、環境条件など)とあわせて疲労と事故リスクの関係を解明、モデル化。

これらにより、ドライバーに対して適切なタイミングに適切なリコメンドを生成できる安全運行支援、および管理支援技術を開発する。