阪急阪神エクスプレス、成田新倉庫に物流機能を集約

阪急阪神エクスプレスは4月11日、セイノーホールディングスとの資本・業務提携に伴い、西濃運輸が成田空港に隣接する成田市三里塚地区に建設する新倉庫に、来年初夏を目途に現・阪急阪神成田カーゴターミナル(千葉県山武郡芝山町)を移転し、物流機能を集約することを発表した。

新倉庫は、約7万9,521 平米の敷地内に管理棟、トラックターミナル、倉庫棟の3施設を有している。同社はテナントとして倉庫棟を賃借し、1階を輸出入貨物のクロスドック倉庫、2階の一部をロジスティクス・センターとして運用することを想定する。西濃運輸トラックターミナル隣接の立地は、集荷配送のリードタイム、利便性、輸送品質面で大きなアドバンテージがあり、客に両社の強みを活かした最適な物流ソリューションの提供が可能になる。