西濃運輸、ダブル連結トラック実験に参加

西濃運輸は、国土交通省が公募する「ダブル連結トラック実験」に参加し、25mのフル・トレーラの運行を3月29日から開始する。

今回実証実験に使用する車両は、フル・トレーラでの走行時に後方で引かれた荷台を、切り離した後にセミ・トラクタと連結させて単独でセミ・トレーラとしても運行が可能となっている。このような機能を持つ25mフル・トレーラは日本で初。実証実験では、四日市支店を出発した大型車と、岐阜支店を出発したセミ・トレーラを小牧支店で連結。フル・トレーラの状態で藤枝支店まで走行し、2台を解放。大型車は富士支店を経由して沼津支店へ向かい、トラクタヘッドを付けてセミ・トレーラとなった車両は、そのまま沼津支店へ運行する。

下りでは、同様に沼津→藤枝間は大型車とセミ・トレーラとして運行し、藤枝→小牧間はフル・トレーラ。小牧支店以降は別々に運行し、他店を経由しながら自店へ戻る。