郵船ロジスティクス、新木場ロジスティクスセンターを開設

郵船ロジスティクスは温度管理機能を完備した物流施設を江東区新木場に開設し、10月1日から営業を開始した。医療機器関連品などの取扱いを強化する。今回開設した「新木場ロジスティクスセンター」は、首都高速湾岸線の新木場ICから約2キロ、京葉線・りんかい線の新木場駅から徒歩15分の好立地にある。

都内各所へのスムーズな配送サービスの提供が可能になるほか、成田・羽田空港及び東京・横浜港へのアクセスも良いことから、輸出入貨物の集約拠点としても対応できる。5階建てで延床面積約5,700平米の同ロジスティクスセンターには、1階を除く全階で医療機器関連品に適した温度管理が可能。安全面に関しては、施設内の中央監視システムで、お客様の大切な商品を24時間365日監視できる体制をとっている。また、医療機器関連品のコントラクト・ロジスティクスサービスを提供できるよう、高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可を取得しており、さらに、今年中には医療機器製造業の登録を予定。市販の医療機器については保管・配送拠点として対応でき、また、輸入医療機器については検品・検査を含めた高度な保管サービスを提供する。