郵船ロジスティクス、ベトナム向けに日本産梨を輸送

郵船ロジスティクスは、今年からベトナム向けの輸出が解禁された日本産梨の海上・航空輸送を手配した。

2007年にベトナムで植物検疫法が制定されて以降、日本の生果実をベトナム向けに輸出することが規制されていた。その後、農林水産省とベトナム当局で協議を重ねた結果、2015年9月のりんごの輸出解禁に続き日本産梨の輸出も今年1月に解禁された。出荷するにあたり、植物防疫所の登録を受けた生産園地において栽培され、植物検疫の承認を受けることが条件になる。

同社は8月中旬に茨城県産と福島県産の「幸水」をベトナム国内の量販店及び百貨店向けに、海上・航空輸送手配した。航空輸送は保冷梱包を施し、海上輸送はリーファーコンテナを活用し、鮮度を保持したまま輸送する。日本産梨の旬である10月頃まで、様々な品種をベトナムに輸送する。