佐川急便と日立物流、物流センターの共同活用が国交省「改正物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画に認定

佐川急便と日立物流は、両社連携のもと2017年1月から千葉県柏市の柏・沼南エリアで実施している物流センターの共同活用による物流効率化への取り組みが、国土交通省が物流分野における省力化・環境負荷低減を推進するために昨年10月に改正した「改正物流総合効率化法」の規定により、総合効率化計画として認定された。

SGホールディングスおよび佐川急便と日立物流では、2016年3月の戦略的資本業務提携締結以降、両社の強みを活かしたさまざまな協業を国内外で展開しており、その一環として2017年1月から柏・沼南エリアで「日立物流沼南物流センター」の一部を、佐川急便の荷捌き拠点としても共同活用している。

この取り組みにより、同エリアの輸送において従来の経由地だった佐川急便柏営業所」を経由しない新たな輸送ルートが構築され、トラックの走行距離の短縮や台数の削減と、それに伴うCO2排出量の57%削減など、物流業務のさらなる効率化と省力化が可能になったことで、今回の認定を受けた。