阪急阪神エクスプレス、世界最小のシカの日本初上陸をサポート

阪急阪神エクスプレスは、日本初上陸となるプーズー4 頭の輸入手配を行った。プーズーは絶滅危惧種に指定されているチリ固有のシカ科最小種で、今回輸送された4頭は希少動物保全の為の国際的な動物交換プログラムに基づき、チリ共和国サンチアゴ・メトロポリタン公園から埼玉県こども動物自然公園へ寄贈されたもの。

雄2頭、雌2頭のプーズーは、チリのサンチアゴを出発後、オランダのアムステルダムを経由し、6月17日に成田空港に到着した。その後同社手配により、横浜の農水省動物検疫所に保税運送され、係留期間後の7月4日に輸入通関、同日に埼玉県こども動物自然公園に到着した。 神経質な動物のため、新しい環境への順応に時間をかけ、12月4日に日本で初めて一般公開される予定となった。