SBSフレイトサービス、デジタコ機種統一と全車導入を完了

SBSフレイトサービス(横浜市磯子区)は、デジタルタコグラフの機種統一を進め10 月末で全車導入が完了したことを発表した。

同社は、東北から関西までの広域トラック輸送や海上コンテナ輸送の輸送事業や3PL事業などを展開。東北から大阪間の路線便から3温度帯のルート配送まで車両230台を保有する。同社は、過去に一部事業所でデジタコを導入していたが、アナログ式の代替が目的で、機種も不統一だった。近年、デジタコは、エコドライブや事故防止、事故原因の究明などへの機能 が著しく進化していることから 2015 年より機種統一と全車導入に取り組んでいた。

新型デジタコは、ドライブレコーダーやGPS機能との連携により、車間距離保持や車線逸脱防止などのドライバー支援に加えて、走行中の撮影動画や車両位置をどこからでも確認できるほか改善基準告示に準拠した労務状況管理など運行管理支援が充実している。 一方、同社の事故防止に向けた安全教育は、各事業所を巡回する安全運転研修会の実施、SBSグループのエコ安全ドライブ研修への参加、2014年から2016年には運行管理者を対象としたグループ3社との合同管理者安全研修を12 回にわたって開催するなど充実と強化を図る。