UDトラックスから「現代の名工」選出

UDトラックスは11月26日、同社の製造部門に勤務する遠藤博之氏が、厚生労働省から平成27年度「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰されたことを発表した。

昭和42年に創設されたこの制度は、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的として優れた技能を有し、他の技能者の模範となる卓越した技能者を表彰するもので、日本全体で年に約150名しか選ばれない、名誉あるもの。UDトラックス従業員の受賞は、平成25年度に続いて12人目となる。

遠藤氏はトラック生産における設備保全部門で技能を磨き、単に設備故障時における迅速な原因特定・復旧作業に優れているだけでなく、「安全で、より負担が掛からず、生産目標を達成できる生産現場作り」を目指し、設備診断・予防保全・改良保全にも包括的に取り組んだ。