仙台港に新物流センターを開設

センコーは10月19日、宮城県仙台港に仙台港PDセンター(仙台市宮城野区)を 竣工させた。仙台港PDセンターは、国際貿易港であり東北の玄関口でもある仙台港に立地し、輸出入貨物やモーダ ルシフトによる海上輸送の貨物の取り扱いに適している。

また、東北自動車道とも接続する仙台都市圏環状自動車専用道路の仙台港インターチェンジに至近で、東北6県とのアクセスに優れることから、東北をカバーする広域 ネットワークの中心的な拠点となる。 同センターは1階の両面にトラックバース(計40台接車可能)を備えたほか、入出庫作業を効率化するため、トラックが直接2階へ上がるランプウェイを設置し、2階にもトラックバース(16台接車可能)が設けられている。さらに、クライミングレベラーを設置し、仙台港で取り扱う海上コンテナなども荷役することができる。 また、2階のトラックバースは津波が発生した場合に緊急避難施設として使用できるよう、仙台市と協定を締結する予定で、約1,300人の避難者を収容できる。さらに、センターには災害に備えて500人分の食料と毛布などを備蓄し、自家発電装置も設置する。