日通総研、倉庫内作業を計測・分析できるツール「ろじたん」をリリース

日通総研は7月31日、スマートフォンとWebの連携により、スタッフ一人ひとりの倉庫内作業を計測し、 その結果を集計・分析できるツール「ろじたん」を10月1日から提供開始すると発表した。

「ろじたん」は、庫内作業を行いながら、定期的に倉庫スタッフがスマートフォンのアプリの画面をタップするだけで、スタッフ一人ひとりの作業時間を記録・計測することができる。取得したデータはWebシステム上で集計し、結果をレポートとしてダウンロードすることが可能 。

これまで、物流現場の作業を数値で捉えるためには、手作業による計測が中心で、「精度が低い」 「集計に労力・コストが掛かる」「やり方自体がわからない」といった問題があったが、「ろじたん」を使えば、システム化したノウハウを利用でき、かつ必要な機材も全てレンタルとして提供されるため、簡単に・スグに・物流現場の計測を行うことができる。また、計測結果を集計した定型レポートにより、作業時間比率やピッキング生産性などの各指標を、日別・時間別・スタッフ別、施設・荷主別などの多様な切り口からドリルダウン形式で分析を行えるため、物流センター全体の改善施策のヒントを見出すことが可能になる。