上組、ミャンマーのティラワ経済特別区に物流倉庫事業合弁会社設立

上組は3月23日、住友商事と共同で、ミャンマーのティラワ経済特別区における先行開発エリア「Zone A」で、総合物流事業会社、ティラワグローバルロジスティクス(以下、TGL 社)を設立する。

ティラワ経済特別区は、日本・ミャンマー官民が共同開発する同国最大の工業団地。ヤンゴンの南東約20キロに位置し、総面積2,400ヘクタールの広大な敷地を有する同国初の近代的工業団地。同地区の先行開発エリアでは自動車部品や電子機器、建設資材の製造業など様々な業種の企業の入居が決まっていて、その半数以上は日本企業となっている。このような環境の中、同社はTGL社を通して他社に先駆けて同地区に物流倉庫を備えた総合物流センターを建設、日系企業を中心とする進出企業に対する高付加価値物流サービスを提供する。

これにより既に設立済みの現地物流とトラック輸送・フォワーディング事業でのシナジーを図り、成長著しい ASEAN 各国での同社拠点間の物流ネットワークをより強固なものにする。併せて ODA にて整備される予定のティラワ地区港ターミナルへの創貨・集荷機能を実現させ同国における物流事業拡大を図る。